特別寄稿 箱物はNO!社会保障の充実を 立憲民主党 市会議員 やまうら英太
先ごろ横浜市の予算案が発表されました。一般会計は過去最高の1兆7615億円、5年連続のプラス編成となっています。新市庁舎や道路建設、ラグビーワールドカップなどのイベントに積極的に投資する、市長のカラーが色濃く出た予算案といえます。
こうした編成ができるのは、市民税や法人税が増えているから。これはひとえに市民・企業の皆様の大変な努力によるものです。私がここで指摘したいのはその貴重な予算の配分のし方です。
高齢化対策まったなし
立憲民主党は、箱物を
代表とするようなインフラ整備に多額のお金を使うのではなく、もっと根本的なこと--社会保障を手厚くするべきと一貫して強く主張し続けています。ご承知の通り、市の高齢化率は年々上昇しており、となると、当然体の疾患や認知症を発症される方は増加の一途を辿ることが予測されます。さらにもう一方の現実として核家族化、単身で暮らす方が増えており、こうしたいわゆる「社会的弱者」の方々をサポートするには公的支援は不可欠です。ですが、市内の特別養護老人ホームでは約3000人も入居できない状況と言われており、対策は遅れをとっています。市は経済活性化政策としてIRや箱物行政に未だに重きを置いているように見えます。これはまったく間違えた選択を続けていると言わざるを得ません。
安心してお金を使える社会に
これは国にも言えること。国の予算も過去最高の100兆円を超えていますが、社会保障をもっと手厚くするべき。なぜならそれにより、日常生活に安心感が生まれ、人はお金を使うことになるからです。これが本当に効果がある経済政策です。しかしながら政府は増税することを決めてしまいました。
私は立憲民主党神奈川県第5区総支部長の山崎誠さんと一緒に力を合わせ、「人」に重点を置いた施策をこの横浜市で実践していくため、全力を尽くします。
|
<PR>
市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
|
|
|
|
|
4月18日