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戸塚区・泉区 社会

公開日:2024.01.25

横浜医療センター
七尾市にDMAT派遣
ドクターカーで出動

  • 2台のドクターカーで出動する大塚隊長(左)らDMAT隊(=提供)

 国立病院機構 横浜医療センター(原宿/宇治原誠院長)は、能登半島地震で被災した石川県からDMAT(災害派遣医療チーム)派遣要請を受け、1月21日から24日にかけ被災地で活動する医師らを派遣。同センターで19日に壮行会を行った。

 DMATは大規模災害時に被災地に駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チーム。今回は医師2人、看護師2人、業務調整員1人が出動。救急車型と乗用車型のドクターカー2台で20日早朝に出発し、25日に帰着する予定だ。

 派遣先は、七尾市に設置された能登中部保健医療福祉調整本部。隊長を務める、副救命救急センター長の大塚剛医師は、「現地での役割は本部業務や診療、搬送業務と多岐に渡る。初めて災害地で活動するメンバーもいるが、後進の育成を兼ねて大義を尽くしたい」と話した。また、宇治原誠院長は「無理はせず、安全に業務に励んでほしい。皆さんの経験が病院にとって財産になる」と隊員にエールを送った。

 神奈川県では35の災害拠点病院を神奈川DMAT指定病院とする。厚生労働省からの派遣要請で現在、6次隊として18日から2月4日まで、15チームを追加派遣する。

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