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公開日:2026.10.15

全国剣詩舞コンクール 港南区在住の鈴木碧さん(吉原小5年)が優勝 東日本地区で初快挙

  • 優勝トロフィーと賞状などを持つ鈴木さん

    優勝トロフィーと賞状などを持つ鈴木さん

  • 袴姿の鈴木さんと家族ら=桃さん提供

    袴姿の鈴木さんと家族ら=桃さん提供

 2026年度全国剣詩舞コンクール決勝大会がこのほど、兵庫県で開催され、港南区在住の鈴木碧さん(吉原小5年)が「詩舞」幼年の部(12歳未満)で優勝した。東日本地区から「詩舞」幼年の部の優勝者を輩出したのは今回が初めてとなった。

 剣詩舞とは、剣舞と詩舞の2つの舞踊を併せた呼び名。吟詠を伴奏に舞う舞踊を詩舞と呼び、主に扇を持って、袴で舞う日本の伝統芸道のこと。

「すごく楽しい」

 祖母の影響で幼少期から詩吟に親しんでいた鈴木さんは、コロナ禍で習っていたバレエ教室が休講となり、5歳頃から詩舞をスタートさせた。

 川崎市高津区にある紫虹流吟詠詩舞道会に通う鈴木さんは、詩舞の魅力について「詩の主人公の思いになって、その世界に溶け込んでいく感じがすごく楽しい」と稽古に励み、昨年のコンクールでは全国3位となった。

 今年は、さらに練習を重ね月3回の練習に加え、笹下にある日下地域ケアプラザでの自主練を母親の桃さんと実施。同プラザの練習では感情を上手に表現することができずに涙することもあったという。

 自主練の成果もあってか、県大会、東日本地区大会優勝を経て、全国の舞台へ。47都道府県8地区から「詩舞」幼年の部には6人が参加した。

 鈴木さんは、有名な漢詩『胡隠君を尋ぬ』で舞い、川を渡る動作や春の景色を見渡す姿、春風を感じる優雅な身のこなしを披露し、集まった会場の観客を魅了した。

「素直な生徒」

 同会の宗嗣、星野洲虹さんは生徒の鈴木さんを「すごく素直な性格」と表現し、「驚くのは、稽古で指摘したことを次の稽古までに完璧にできていること」と語り、「今回は優勝すべくしてしたと思う」と喜びを語った。全国初優勝の鈴木さんは「一生懸命練習してきたので、優勝できてすごく嬉しかった」と笑顔を見せた。

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