港南区・栄区 社会
公開日:2026.09.24
橋口駅長 上大岡管区(吉野町〜港南中央) 「声掛けで業務円滑に」
市営地下鉄の「上大岡管区」とは、南区に位置する吉野町駅、蒔田駅、弘明寺駅と、港南区にある管轄の拠点、上大岡駅と港南中央駅を加えた5駅を指す。駅長を務めるのは、橋口朝通さん。1992年に運輸職員として横浜市交通局に入局して以来、市営地下鉄の現場を歩み続けてきた。
当初は片倉町駅や上大岡駅で駅務係として案内・改札業務を担当。その後、上永谷乗務管理所で車掌や運転士を務め、センター北駅の駅務助役などを経て現職に至る。
主な業務は、管轄5駅の設備調整や不具合対応、各駅の巡回、締め切り業務による売上管理、そして職員のマネジメントと多岐にわたる。公金を管理する券売機の締め切り業務は毎日ある。「上大岡駅は、ほかの駅に比べて1時間半位かかる」と話す橋口さん。
管理する立場として、上大岡駅や港南中央駅などで勤務する10代から60代の幅広い世代の職員に対し、日頃から密なコミュニケーションを心がけている。「積極的な声掛けで業務が円滑になるように駅長として心がけている」と語る。
50年前の1976年に上大岡から上永谷間が新たに開通した当時、交通局のデータによると1日平均の乗車人員は上大岡駅が5930人、港南中央駅が2263人であった。沿線の開発に伴い利用者は大きく伸び、10年後の1986年は上大岡「2万6355人」、港南中央「8170人」となった。「延伸の影響で増えたのでは」と橋口さんは分析する。
現在は上大岡駅で約3万7千人、港南中央駅で約1万人を数える。橋口さんら駅職員は、地域の発展とともに歩む地下鉄の安全と快適な駅運営を、陰から支えている。
休日のリフレッシュは「サウナ」と語る橋口さん。「おふろの王様 港南台店」や「天燃温泉みうら湯(南区)」などに行ったこともあるそう。5駅を守る駅長は今日も安全運行に気を配る。
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