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公開日:2026.09.17
上大岡西不登校の拠点 1年で登録者ほぼ倍増 市担当者「きめ細やかに」
不登校の児童生徒とその保護者を支える横浜市の拠点、ハートフルセンター上大岡(上大岡西)がオープンして1年が経過した。昨年8月の開設時登録者数は81人だったが、今年の8月末時点で157人とほぼ倍増していることが判った。市担当者は「もっときめ細やかに支援する必要がある」と話している。
市営地下鉄と京浜急行「上大岡駅」直結のハートフルセンター上大岡はゆめおおおかオフィスタワー13階に設置されている。同施設の主任支援員の榮修吾さんは市立中学校の元校長を経験。「以前(の場所)は週2回や1回と限定的な利用だったが、児童生徒にとっては1日でも1時間でも毎日通えるようになったのは良いこと」と微笑む。
約1050平方メートルのフロアには、誰でも休憩できる「スカイラウンジ」、学習の部屋「まなびの森」、図工などの制作活動ができる「さくらアトリエ」などでさまざまな特性をもった児童生徒が集団や個別で活動し、学べる環境を整備。
昨年10月からは保護者向けの相談窓口「ハートフルコンパス」を開設し、社会福祉士が対面や電話で相談に応じている。また、今年の2月には保護者が悩みや不安を共有するカフェを試行実施しており、不登校当事者だけでなく、保護者への支援にも力を注ぐ。
「特別ではない」
夏休みが明けて、小・中・高校などがスタートしている中、横浜市教育委員会の不登校支援・いじめ対策課担当者の並河麻由子課長は「不登校は特別なことではなく、誰にでも可能性があること。学校に行けないからといって、その人の価値が決まるわけでは決してありません。まずは、自身の心と体を一番大切にしてほしい」と話している。
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