中区・西区版 掲載号:2017年12月7日号
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間門小と本牧のそば店 「お馬流し、食べて知って」 共同開発メニュー、8日販売

文化

 本牧の伝統行事をPRするため、間門小学校4年1組の児童と地元のそば店「味奈登庵(みなとあん)」((株)タカシン=中区小港町=)が共同開発していた新メニュー「お馬流しそば」が完成した。12月8日から中区山下町の総本店、本牧店など一部店舗で販売される。

 本牧神社で450年以上続くお馬流しは、茅で作ったお馬さま(首上は馬で体は亀の形)に厄災を託して海に流す地元の伝統行事。

 児童たちは総合学習で調べたお馬流しの知識を生かしてPRメニューを作ろうと同社の協力のもと、9月から本格的にメニュー作りを開始した。「当初は子どもたちのプレゼン内容を参考にして店舗の既存の材料や調理法で提供しやすいようにアレンジする予定だったが、試行錯誤の末、最終的には子どもたちのアイデアをほぼ全て盛り込んだ商品に仕上がった」と同社。

 お馬さまはえび天で表し、6つに小分けしたそばは海の波をイメージした渦巻き状に盛り、海苔などをトッピング。かまぼこに練梅を入れて紅白を表現、揚げたそばに揚げ玉を散らして稲穂に見立てたり、お馬様の胴体であるしいたけ天を亀甲切りにするなど、おめでたさやハレの日を意識してひと手間かけたという。児童からリクエストが多かった赤飯の代わりにいなりずしも2個付いて、ボリュームも満点だ。「多くの人に食べて知ってもらう」という本来の目的のため、”豪華盛り”にも関わらず、価格は1200円に抑えた。

 11月22日に行われた試食会で、同校4年1組の根本紳之介さんは「美味しかった。見た目もキレイ」と自分たちのアイデアが形になったメニューに感激した様子。同社の高橋大介社長は「母校でもある間門小とのメニュー開発は貴重な経験になった」と振り返り、「長年商売させていただいている本牧の伝統行事。そばを通じて少しでも地域の人たちに知ってもらうお手伝いができれば」と語った。

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