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寿町に新拠点が開設 会館再築、健康・福祉を強化

社会

掲載号:2019年6月6日号

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開所イベントでにぎわう交流センター=1日
開所イベントでにぎわう交流センター=1日

 寿町総合労働福祉会館の建て替え工事が完了し、「横浜市寿町健康福祉交流センター」として6月1日にオープンした。診療所や図書室、ラウンジ、公衆浴場の機能はそのままに、住民の健康づくりや介護予防活動を行う「健康コーディネート室」と地区内外の団体とともにまちづくりに取り組む「ことぶき協働スペース」が新たに設けられた。

 旧会館は日雇い労働者の職業紹介機関と福利厚生施設、市営住宅で構成された国・県・市の共有施設として1974年に整備。その後、耐震上の問題により建て替えが決まり、2016年度から解体・新築工事が行われ、今年4月末に竣工した。

 新施設は、旧会館にあった職業紹介機能を分離。県の無料職業紹介所は近隣の「かながわ労働プラザ」に移転し、国の公共職業安定所は新施設に隣接する形で整備された(3月から運営開始)。

 新施設は地下1階、地上9階建ての鉄筋コンクリート造で、3〜9階が市営住宅。1・2階に新たなセンター機能を持つ。敷地面積は約2650平方メートル、センター部分の延床面積は約7700平方メートル。

 旧会館にもあった診療所や公衆浴場、ラウンジ(娯楽室)、図書コーナーをはじめ、多目的室には調理室や作業室も設けるなど、健康と福祉の機能を強化、拡充している。

 建て替え前の市営住宅はすべて2Kの間取りだったが、新築ではファミリー層を想定して3DKや2DKも用意されている。住宅数は同じ80戸。

地区内外と連携まちづくり機能も

 寿町の住民は6千人弱で、9割が生活保護受給者。また65歳以上が6割近いという超高齢化の地域だ。要介護者も多く、住民の未病対策も課題となっている。

 そこで新センターには、健康づくり・介護予防の講座開催や専門スタッフが相談を受け付ける「健康コーディネート室」が整備された。さらに、寿町の活性化、まちづくり・地域支援を目的とした「ことぶき協働スペース」も開設。地区内外の団体やボランティア、企業をはじめ大学や研究機関などと連携することが想定されており、高齢化先行地域としての調査研究なども行われる予定だ。

 新センターは(公財)横浜市寿町健康福祉交流協会(4月1日に寿町勤労者福祉協会から名称変更)が指定管理者として管理運営を行う。協働スペースのみ、市とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ=中区相生町=との協働運営。

 6月1日の開所式で同交流協会の豊澤隆弘理事長は「協働スペースと連携し、地域の課題解決や交流に努めていきたい」と期待感を示した。

関係者が集った「協働スペース」
関係者が集った「協働スペース」

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