横浜F・マリノスは12月7日、明治安田生命J1リーグ第34節(日産スタジアム)で2位・FC東京と対戦。負けても優勝の可能性があった中、首位で迎えた最終節を3-0の勝利で飾り、15年ぶり4回目のリーグ優勝を達成した。
「この街にシャーレを この街に頂点を―」。Jリーグのリーグ戦において、史上最多となる6万3854人の観客が訪れた日産スタジアムに、15年ぶりの優勝を祝うサポーターたちの声援が響き渡った。
試合後、横浜立野高校出身で主将のMF喜田拓也選手は「横浜にシャーレを取り戻しました。いつもチームを支えてくれたファンを日本一のサポーターにできて幸せです」と目頭を押さえた。
最終成績は、22勝4分け8敗の勝ち点70。第23節終了時で首位と勝ち点9差の5位だったが、そこから10勝1分けと勝ち点を積み上げ優勝まで駆け抜けた。
リーグの得点王はFW仲川輝人選手とFWマルコス・ジュニオール選手が15点でW受賞。ベスト11には仲川選手、マルコス選手、喜田選手とDFチアゴ・マルチンス選手が選出。仲川選手は年間MVPに輝いた。
歓喜から一夜が明けた翌8日には、象の鼻パーク=中区=で優勝報告会を開催。3000人(クラブ発表)のサポーターが駆け付け、選手・スタッフたちと改めて喜びを分かち合った。
横浜ポルタやそごう横浜店では、15日(日)まで優勝記念セールが行われている。
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