横浜南央ロータリークラブ(RC・青井隆明会長)が4月21日、次亜塩素酸水20リットルを中区の児童養護施設「聖母愛児園」と南区の南太田小学校放課後キッズクラブに寄贈した。
青井会長は「世界で猛威を振るう新型コロナウイルスは国内でも集団感染が目立つ。子どもたちの感染拡大防止に役立てば」と期待を込める。
次亜塩素酸水とは、塩酸や塩化ナトリウム水溶液を電気分解することで生成される水溶液で、幅広い細菌やウイルスの殺菌に効果があるという。新型コロナウイルスの感染拡大により、全国で不足状態が続く消毒用アルコールの代替品として使われている。
同クラブは3月上旬から活動を休止する中、「コロナウイルスで人々が苦しんでいる今、自分たちに何ができるか」を考えた。交流がある東京都のロータリークラブから次亜塩素酸水を譲り受けたことから、消毒用アルコール不足に悩んでいる2施設に寄贈した。
2施設は「消毒液がなくて困っていた。子どもたちがよく触る遊具やテーブルなどを中心に使いたい」と感謝した。
同クラブは、今後も新型コロナウイルスで苦しむ施設などの声を聞き、継続した支援活動に努めていくとしている。
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