神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2021年1月28日 エリアトップへ

横浜地方裁判所長に12月15日付で就任した 團藤丈士(だんどうじょうじ)さん 日本大通在勤 62歳

公開:2021年1月28日

  • LINE
  • hatena

身近で頼られる裁判所に

 ○…前任地の東京高裁から、支部を含め約700人超の職員を有するなど国内有数の規模を誇る横浜地裁の所長に就任し、事務方のトップとして組織を運営。「まずは来庁者の安全・安心のためコロナ対策を徹底し、より利用しやすくしていきたい」と抱負を語る。横浜は中高時代を過ごした神戸に似て親しみを覚えるといい、「辺りを歩いて歴史的建造物を眺めたりと楽しんでいます」

 ○…裁判官に任官して以来、この道40年弱。その中で印象深いのは、ホテルニュージャパン火災の損害賠償事件を担当したこと。当時は「白黒をつけるために裁判では判決をしっかり出すべき」という意見がある中、事件の担当裁判長は早期の紛争解決を考え和解へと舵を切った。その姿勢に感銘を受け、後に自身が事件を担当する際にも生かされた。また法務省へ出向した際には司法制度改革の担当部署において、国民の司法参加など変化を目の当たりにした経験から「人に価値観を押し付けず、時代の変化や個性を尊重することが大切」と考えを述べる。

 ○…中学生の時、ラジオで流れていたロック音楽に魅了され、今でもディープパープルなどを愛聴する。「ロックには自由を感じる。服装自由の学校に通っていた時は、長髪でベルボトムを履いて登下校していました。将来はロック喫茶の店長になろうと思っていたことも」と笑いながら振り返る。

 ○…敷居が高い司法のイメージを打ち壊したいと、掲げるのは「身近で頼りがいのある裁判所」。そのためには「積極的な情報発信と、1人ひとりの問題に寄り添った司法サービスの提供が大切」と力強い。また裁判員裁判など引き続き一般の協力も呼びかけ、「より良い司法へ」と市民と伴走する思いだ。
 

中区・西区版の人物風土記最新6

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

松本 珠奈さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で功労賞受賞者に決定した

松本 珠奈さん

都内在住 38歳

3月7日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

2月29日

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

「ヨコハマSDGs文化祭」の実行委員長を務める

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

中区西竹之丸在住 67歳

2月22日

自治会町内会へ入ろう!

いざという時に一番の頼りになる身近な存在、それが「自治会町内会」

http://www.naka-kurenkai.org/entry/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 12月21日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook