浅間台小学校の畑で採れた冬野菜を使ったスイーツがこのほど完成した。4月8日には、児童4人が戸部警察署を訪れ、横山俊二署長に200個の洋菓子を届けた。
この取り組みは、同校5年2組(当時)の「みんなを笑顔にするプロジェクト!」の一環。児童が昨年9月から学校の畑で育てた野菜でスイーツづくりに挑戦したというもの。
収穫できた野菜は、パルファン洋菓子店=南区=のパティシエ・蓮本昭浩さんの協力を得て、3種類の洋菓子にした。2年ほど前、市の洋菓子協会の会長を務めていた蓮本さんと同校が知り合った縁で今回、依頼の運びとなった。
複数の野菜づくりに挑戦し、収穫できたのは小松菜・ホウレンソウ・春菊の3種類。小松菜はクッキーに、ホウレンソウはフィナンシェ、春菊はパウンドケーキに使用。蓮本さんによると、これらの野菜を使い美味しい菓子を作り上げるのには苦労したという。
戸部署を訪れた児童は「笑顔を届けたいという思いです。社会貢献になれば」と話していた。当日は防犯大使の仮面女子による盗撮撲滅ポスターのお披露目も行われた。
児童たちは、翌9日にも市民病院を訪問し菓子を届けた。
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