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公開日:2022.01.06

本牧から繋がる日印交流
SDGsを共通理解に

  • 三溪園を訪れる大場代表(右)。左は共に活動するシュレア・ジャイスウォルさん

 インドのムンバイ市と姉妹都市を結ぶ横浜市。中区本牧の三溪園には、ノーベル文学賞を受賞した詩聖ラビンドラナート・タゴールが1916年に訪れ、2カ月間滞在した交流の歴史もある。タゴールが願った「自然との共生による地球市民の誕生」の意志を受け継いだ団体が本牧を拠点に日印交流を進めている。

 団体名は(一社)日印女子フォーラム。2016年に代表を務める大場多美子さんが立ち上げた。会員数は約50人。SDGsの達成を共通理解として、日本とインドのビジネスを繋げる活動を行う。昨年3月の国連国際女性デーには、オンライン教育のプラットフォームを手掛けるインドの企業「CodeTots(コードトッツ)」とパートナーシップを組み「日印女性SDGsミーティング」を明治神宮で開催。SDGsを取り入れた日印ビジネスの可能性について発信した。今年は、横浜で開催を予定している。

次世代にも

 そのほかにも、大学生とインド大使夫人の公邸を訪問し交流を行うなど、次世代への発信にも力を入れる。大場代表は「本牧から横浜へそして全国へ日印の架け橋となるような活動を続けていきたい」と話す。

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