戻る

中区・西区・南区 文化

公開日:2023.10.05

オルガンの音色楽しんで
6日から市内各地で演奏

  • 西川オルガンを前にする三浦さん(右)と近藤さん

 今年で5回目を迎えるイベント「パイプオルガンと横浜の街」の開催に先立ち、プロデューサートークが9月23日、横浜みなとみらいホールのレセプションルームで行われた。

 同ホールの初代ホールオルガニスト、三浦はつみさんと2代目の近藤岳さんが、日本や横浜におけるオルガンの歴史などについて語り合った。

 三浦さんによると、日ノ出町には、日本で初めてオルガンを製作した「西川オルガン」の工場があったという。現在駅前は「オルガン広場」と呼ばれ、モニュメントが設置されている。

 会場にはその西川製のリードオルガンが用意され、近藤さんが『海』を演奏。小型ながら壮大で豊かな音色に参加者は聞き入っていた。

 港町・横浜にちなんだカモメや帆、波などが彫刻されている同ホールのオルガン(愛称・ルーシー)についても解説。近藤さんはルーシーについて「繊細さと大胆さを兼ね備え、腕を広げて待っていてくれるような温かみがあるところが魅力」と話す。

 その音色は10月25日(水)午後3時〜4時に同ホールで開かれるイベントで聞くことができる。奏者は豊田市コンサートホールと東京芸術劇場のオルガニストを務める徳岡めぐみさん。全席指定の1千円。申込は同ホールチケットセンター【電話】045・682・2000。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事

中区・西区・南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS