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公開日:2026.03.25
YSCC横浜
JFLカップは黒星スタート
沼津相手に逆転負け
サッカーのJFLカップが開幕し、中区本牧を拠点とするYSCC横浜は3月21日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場でアスルクラロ沼津と対戦し、1対2で敗れた。
同大会は、リーグの8月開幕へのシーズン移行に伴って開催されている特別大会。16チームを東西8チームずつ(YSCCは東グループ)に分け、1回戦総当たりのリーグ戦7試合を実施する。90分での勝利には勝点4が与えられ、同点時にはPK戦で勝敗(勝利で勝点2、敗戦で勝点1)を決める。その後、東西の1位同士、2位同士がホーム&アウェイで対戦し、1位〜4位を決定する方式だ。
JFL2年目の初戦は前半3分、比嘉虎頼選手のゴールで先制。その後も昨季までJ3に所属していた沼津を相手に攻め込まれる場面が目立ったが、安定した守備で前半を終えた。
しかし後半開始早々、沼津に1点を返されると勢いを取り戻せず、終了間際には逆転ゴールを決められ1対2で敗戦した。
初陣となったクラブOBの三枝寛和監督は「(開幕戦で選手が)緊張してしまっていた。もう少し勇気をもってやらないといけなかったが、それがなかなかできなかったところに若さが出たと思う。ただ、試合を重ねる中で成長していくものだと思うので心配はしていない」と前を向いた。
相手サポーターにもあいさつ
試合後には敗れたYSCCの選手たちが、相手ゴール裏のサポーターの前であいさつする異例の光景も見られた。
これは今季、FC町田ゼルビアから加入しキャプテンを務める樋口堅選手の発案。加入時に吉野次郎会長との面談の中で出た話がきっかけだといい、樋口選手は「相手チームのサポーターが来てくれるのはYSCCの価値を高めることにもなるので、そこへの感謝は絶対に忘れてはいけないものだと思います」と理由を説明する。
Jリーグや海外サッカーではあまり見られない光景に、沼津のサポーターからは温かい声援が送られた。樋口選手は「海外だったら多分大ブーイングだと思うので、本当に温かい方々に試合を見てもらっていたんだなと感じました」と話した。
一方で、ホームのYSサポーターに向けては「力強い声援が僕の背中をずっと押してくれていたので、応えられなかったのは悔しい。沼津のように質の高いチームに勝っていける自分たちを、サポーターのためにも作っていきたい」と思いを語った。
新体制でサポーターと対話
この日は試合後に初の試みとして、クラブ主催の「サポーターミーティング」が開かれた。
新しく就任した奥村佳正CEOと、サガン鳥栖の社長などを務めた竹原稔GMが参加。奥村CEOは、クラブの情報発信強化や育成組織が練習に集中できる環境づくりなどに取り組むことを説明した。40人近く集まったサポーターからは建設的な意見が多く出るなど、前向きな雰囲気での会合となった。
奥村CEOは「サポーターから言われないとなかなか見えない部分もあるので、こうした場をまた設けていきたい」と、JFLカップのホームゲームでは毎回ミーティングを開催する意向を明かした。
参加した応援団体代表の猪股義浩さんは経営陣の新体制について「期待と不安でいうと、6対4で期待ですかね」と心境を明かし、「新しい考え方を投じてくれるという点ではクラブの変化に漠然とした期待を抱いているが、元々クラブの経営基盤が弱いので簡単ではないのではという不安もある」と語った。その上で「ビラ配りやイベントの手伝いなどには積極的に呼んでほしいし、ファンクラブ以外の人たちも巻き込む形で、クラブから発信してもらえたら」と話した。
YSCCの次回ホームゲームは4月12日(日)、ニッパツ三ツ沢球技場にラインメール青森を迎える。午後1時キックオフ。
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