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南区 文化

公開日:2020.08.06

南区の公共施設を紹介【6】
「誰でも」合言葉に
南センター

  • 南区民大会でも使用されるゲートボール場

 1979年に開設。南区内最古の地区センターの南地区センターと老人福祉施設「南寿荘」が入る複合型施設として、子どもから高齢者が集う。新型コロナウイルスの影響でイベントは軒並み中止となるも、同館は「施設利用のインターネット予約が活発になり、職員も利用者も効率良く段取りを進められるようになった」と前を向く。

 南区民大会や施設主催の大会に使用されるゲートボール場のほか、大広間や娯楽室など充実した設備を誇る。職員は大広間で行われるカラオケ大会、自治町内会の食事会などをできる日が来ることを願っているという。

地域交流の拠点

 住民から「憩いの場」と親しまれる施設では、年間を通してさまざなイベントが行われる。毎年7月に開かれる「タワーフェスティバル」(今年は中止)では、蒔田中学校の吹奏楽部が参加。演奏を聴こうと、200人以上が集まる。1月に行われる「新春発表会」には、約50ものサークルが歌やダンス、マジックなどを披露。年始めを祝おうと、会場は地元ファミリーでにぎわう。

 稲葉淳副館長は「『誰でも気軽に使える施設』が合言葉。新型コロナの影響でできることが限られるが、職員は感染症対策に努めているので安心して利用してもらいたい」と話している。

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