イトーヨーカドー横浜別所店は地域の買物困難者を支援しようと、移動スーパー「とくし丸」と提携し、1月22日から業務をスタートさせた。出走式も開かれ、横浜別所店の松島孝義店長や、とくし丸の社員らが出席して意気込みを語った。
とくし丸は2012年に徳島県で誕生した移動スーパー。軽トラックに商品を積んで販売に行くシステムで肉や魚などの生鮮品のほか、野菜、果物、パン、菓子、惣菜や日用品など約400品目1200点が陳列。訪問の約束をした家の玄関先や入口付近に車を停めてスタッフが対面販売を行う。
同横浜別所店は、体が不自由な高齢者や新型コロナの影響で買い物に不安を持つ人などの力になろうと、サービスの導入を決めた。
目で見る楽しさ
とくし丸を初めて利用した70代女性は「ウェブ上で注文を受け付けるネットスーパーも便利だが高齢者には難しいところもある。それに実際に自分の目で商品を選べるのが嬉しい」と話し、スタッフとのコミュニケーションも楽しいという。
同横浜別所店のとくし丸担当者は「新しい買い物スタイルで、このご時世に適したものだと思う。少しでも困っている人を助け、買い物を通じて地域に笑顔の輪が広がれば」とサービスの展開に努めていく。
![]() 出走式の様子
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