食や学びを楽しむマルシェ「ベイビー＆キッズフェスティバル」が、そうてつローゼン六ツ川店の向いのレンタルスペース「ＲＯＯＭ」で５月５日に行われた。感染症対策を講じた上で行われ、約１００人が訪れた。



　マルシェを企画したのは、同所を家族経営する村上絵里佳さんと大野星来さんの姉妹。新型コロナウイルスの影響で大型連休中の遠出が難しい中、「地元のつながりを深める」などをコンセプトにした小規模イベントを初めて実施した。



　２人は子どもを育てる母親でもあり、親子で楽しめる内容を意識。非認知能力を高める遊びや筋肉と脳をリラックスさせる発達ダンス、フェイクスイーツ作りなどのワークショップが行われた。



　村上さんが経営し、動物の形をしたクッキーなどを提供する「バターカップ」や六ツ川の洋菓子店「フロランタン」などの飲食ブースも設置。手染めハンカチなどの雑貨販売も好評だった。



　村上さんと大野さんは「コロナ禍で買い物がしづらい状況の中、『地元でときめく買い物ができたことが嬉しい』などの声をもらえた。子どもたちの笑顔もたくさん見ることができて嬉しかった」と話し、今後も地元を盛り上げる企画を考えていきたいとしている。