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公開日:2022.04.21

中村町居酒屋
憩いの場 曲で知って
常連客協力でCD販売

  • 店主のかとうさん(右から2人目)と原さん(中央)ら常連客

    店主のかとうさん(右から2人目)と原さん(中央)ら常連客

 中村町2丁目の居酒屋「お店のようなもの2号店」が店の存在を知ってもらうための楽曲を制作し、CDの販売を始めた。憩いの場としての役割を果たすが、場所や外観から店が認識されづらいことから常連客が呼び掛け、曲を作った。店側は「曲をきっかけに地域に愛着を持った人が増えれば」と話す。

 同店店主のかとうちあきさんは「野宿愛好家」でフリーライターとしても活動。野宿旅の楽しさを紹介する雑誌「野宿野郎」を作っている。

 2014年10月に中村町3丁目に「お店のようなもの」を開店。かとうさんらが日替わり店長を務めながら、情報発信拠点、住民交流の場として徐々に広がりを見せていた。18年11月に閉店したものの、近くの場所で19年4月から「2号店」に名前を変えて再開した。

「何でも相談センター」

 2号店では、かとうさんの人脈を通して冒険家を招いてのトークイベントを行うなどし、日常の出来事や悩みを語り合える場になっている。常連客の大貫稔さんは「ここは『何でも相談センター』のような場所。誰かが困っていたら、誰かが救いの手を差し伸べてくれる」と話す。

 コロナ禍で一時は店を休んだが、かとうさんは「お客さんがお金がなくても楽しめる場であり、店を続けたいと思った」と不定期であるものの、営業を続けている。

 その中、常連客から「いい場所なのだから、多くの人に知ってほしい」との声が出た。昨春から準備を始め、客の知人で平楽在住の作曲家・原正美さんが協力し、かとうさんと常連客が作詞した曲「ああ『のようなもの』」が完成した。

 演歌調の曲で「賑わう金魚湯 真向かいに 怪しい酒場 我らのお店」と「金魚湯」の愛称で知られる銭湯「中村浴場」の向かいにある同店の特徴が歌われている。歌唱は、かとうさんの知人の炎上寺ルイコさんが担当。原さんは「初めて店に行ったら、私にとって神聖な楽器のドラムがテーブルになっていて驚いた」と笑うが、今では常連客の一人だ。

 曲が入ったCDを1千円で配布している。店舗は不定期営業だか、水、金曜日の夕方から開くことが多い。かとうさんは「地域に愛着を持った方が増えてほしい」と話す。問い合わせはかとうさん【電話】080・4198・3602。

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