慶應義塾大学の選手をエスコートする子どもたち（前列）
六つ川小学校などで練習する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」の子どもたちが７月30日、早稲田大学で行われたバレーボールの試合で、選手と手をつないで入場するエスコートキッズを務めた。早稲田大学対慶應義塾大学の一戦を見守った。
同ジュニアはＶ２リーグの東京ヴェルディで活躍した田中拓海さんを輩出するなど、県内有数の強豪として知られる。チームの大村恵利監督が管理栄養士で、将来の健康を考えた食育指導を行うなど、独自の取り組みを行っている。
大村監督が慶大男子バレーボール部の管理栄養士を務めている関係から、７月30日の早大との定期戦に招待されて、慶大側のエスコートキッズを任された。
試合は男女に分かれて実施。子どもたちは自分よりもはるかに背が高い慶大選手と手をつなぎ、コートに誘導した。その後、子どもたちは選手の息遣いが聞こえるほどのコートに近い席で観戦。迫力があるプレーに釘付けになり、心のこもった熱い声援を送った。男子は３-２、女子は３-０のストレート勝ちで早大が伝統の一戦を制した。
観戦した同ジュニアの保護者は「会場に入った時から伝統の一戦に重みを感じた。憧れのお兄さん、お姉さんとコートに立ち、一生の思い出になったはず」と話した。
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