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公開日:2023.06.22
永田地区センター
ウクライナの現状知って
7月2日、多文化体験会
永田地区センターがウクライナの歴史や文化を発信する「多文化体験会」を7月2日に同所で行う。ロシアによる侵攻が長期化するウクライナの現状を住民に知ってもらうのが目的。市内在住のイリーナ・ゴロボローヂコさんがウクライナの食文化や観光地、避難民の現状について語る。
図書展示きっかけ
同センターは東京の稲城市立図書館がSNSで「平和」をテーマとした本を紹介する取組を参考に、自分たちも何かできないかと考えた。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、昨年3月、日本でも親しまれているウクライナ民話「てぶくろ」などの本を展示した特設コーナーを設置。遠方から来館する人が見られるなど、反響が大きかったことを受け、1カ月間の展示を1年間に延長し、親子が平和や戦争について考えるきっかけになったという。
今年5月まで同センターに勤務した嶌田智子さんは、1月に浦舟町のみなみ市民活動・多文化共生ラウンジで行われたウクライナについて学ぶイベントに参加した。西区の横浜市国際交流協会(YOKE)でウクライナ避難民の相談員を務めるイリーナさんから、ロシア軍による発電所などへの攻撃で暖房機能の供給不足が深刻化している話を聞き、爆撃を受けた現地の写真を見て心を痛めたという。また、日本語や英語が分からず、病院で病状を説明するのに苦労する避難民が多いことを知った。
食文化など紹介
嶌田さんはウクライナの情勢や横浜にやって来た避難民の現状を地域住民に伝えようと、イリーナさんを講師に迎え入れた「多文化体験会」を企画。イリーナさんがウクライナの食事や言語、最近のウクライナの様子が分かる写真を紹介する。同センターの佐々木那樹館長=人物風土記で紹介=は「ウクライナの魅力や文化に触れ、避難民の方々にどのようなサポートができるかを考えるきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。
7月2日午前11時から午後0時30分まで。参加費無料。予約制。申し込みは同センター【電話】045・714・9751。
パシフィコに交流カフェ
横浜市は昨年4月、ウクライナ避難民支援の一環で、西区のパシフィコ横浜内にある横浜国際協力センターに交流カフェ「ドゥルーズィ」を開設した。避難民が母国語で話したり、情報交換できる場となっている。日本人も利用でき、これまでに交流イベントなどが行われてきた。
嶌田さんは「ドゥルーズィで避難民の方々と交流を深め、生活に関する相談に乗るなど、個人で力になれることもあるはず」と話し、避難民への理解を深めたいという。
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