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プロレス｢ノア｣が８･６横浜武道館大会｢Ｎ―１｣開幕戦で拳王選手が意気込み
金剛解散で｢結果を出さないといけない｣

横浜武道館の前でポーズを決める拳王選手

　プロレスリング・ノアの横浜武道館＝中区＝大会が８月６日午後４時から行われる。同大会はシングル最強選手を決定するリーグ戦「Ｎ―１ＶＩＣＴＯＲＹ２０２３」の開幕戦。４年ぶりの大会優勝を目指す拳王選手が横浜武道館を訪れ、意気込みを語った。

　「N―１」には16選手が出場。Ａ、Ｂの２ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロック１位の選手が９月３日にエディオンアリーナ大阪大会＝大阪市＝で行われる決勝に進む。

　前身大会だった２０１７年と19年に大会を制している拳王選手。ノアの人気ユニット「金剛」のリーダーとして活動してきたが、６月に４年間続けてきたユニットの解散を宣言。「安定よりも進化」を求めた末の決断で、コスチュームも金剛のイメージカラーだった赤から青に変えた。夏の大一番を前に「このＮ―１は結果を出さないといけない」と金剛解散で個人として真価が問われるリーグ戦に使命感をもって挑む。

　横浜武道館はノアのビッグマッチでは定番となってきた会場だが「とても戦いに向いている」と評する。自身は日本拳法出身だけに「武道館」の響きに感じるものがあるという。「格闘技向きの会場なので、もっとここの良さを知ってもらいたい」とも話す。

　拳王選手はＡブロックにエントリー。開幕戦ではアダム・ブルックス選手と対戦する。「武道館からいいスタートを切りたい」と話し、横浜からノアの頂点奪取への挑戦が始まる。

　横浜武道館大会に10組20人を招待。希望者はメールに〒住所、氏名、年齢、ノアで応援している選手を明記し、件名を「ノア横浜武道館」として南区編集室（minami@townnews.co.jp）へ。７月31日着分有効。チケットなどの問い合わせはノア【電話】０３・６２６１・６８８８。