緑区 人物風土記
公開日:2026.10.29
イムス横浜国際看護専門学校の学園祭「すずらん祭」の実行委員長を務める 山本 康平さん 多摩市在住 24歳
一人ひとりと向き合って
○…推薦で選ばれ「気が付いたら」実行委員長を任されることに。看護実習と重なる忙しい時期だが「助け合って準備を進めている。まずは学生が一番楽しめる祭りになれば」と頼りがいのある背中を見せる。学園祭では看護専門学校らしく医療体験ブースを構える。ステージ発表やビンゴ大会も企画し、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる場を目指す。
○…多摩市出身。兄の影響で幼稚園の頃にサッカーを始め、中学まで続けた。「捻挫や打撲が多く、よく整骨院のお世話になっていた」こともあり、高校卒業後は「柔道整復師」の国家資格取得を目指し、専門学校へ。無事合格し、都内の整骨院で働き始めた。患者と向き合う中で湧き上がってきたのは「医療知識をもっと身に着けたい」という気持ち。「発する言葉に説得力を持たせたかった」。2年ほど働いた後、看護師の資格取得のため同校へ入学した。
○…卒業後は、慢性期や回復期の患者を担当できる病院への勤務を希望している。整骨院で働いた経験から、急性期のよな短い期間ではなく「一人の患者と長く向き合い、変化を捉えていくことが自分には合っている。雑談などを通じてより深く仲良くなっていく過程も好き」と話す。
○…車を走らせることが息抜きになっている。バイトと仕事でお金を貯め、21歳の時に車を買った。公共交通機関や天候を気にせず「思い立ったときに遠くまで行ける。車を持ってから生活の質が上がった」と声を弾ませる。「長く生きるより、好きなことを楽しくやって死にたい」と今しかない時間を大切に生きる。今後、看取り期の患者と向き合うときは「残りの時間をどう過ごしたいか、患者の望みを尊重したい」と、今から自分なりの看護師像を描く。
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