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保土ケ谷区 教育

公開日:2021.07.01

浅間台小4年生
ゴミを資源に
ポイントは分別

  • プラスチックを溶かし再成形する装置を使い(写真上)、15cmの定規に再生した(同右)

 プラスチック再生機械の輸入・販売などを手掛ける(株)湘南貿易(橋本則夫代表取締役)と連携し、3年前からペットボトルキャップの回収に取り組んでいる浅間台小学校(大橋恵子校長)の4年生およそ60人が6月24日、リサイクルに関する出前授業を受けた。



 同校では昇降口にキャップ回収箱を設置し、各家庭で出たキャップを回収している。このキャップを材料とし湘南貿易が黒板消しやペットボトルのキャップ部分に装着すると簡易的なジョウロとなる便利グッズ「ジョロペット」に再生し提供。学校生活の中で「リサイクルの見える化」を進めている。



 この日の出前講座では同社の山本直さんが講師を務め、ペットボトルのリサイクルについて解説。「ボトル、フィルム、キャップ、それぞれが異なるプラスチック素材でできている」とした上で、「良いリサイクル製品を作るには丁寧な分別が大切。分別することで、ごみが資源に代わる」などと話した。



15cm定規に再生



 その後、一部の児童は熱で溶かしたプラスチックを金型に射出し、樹脂製品を成形するインジェクション装置の操作を体験。回収したペットボトルキャップを材料とした世界にひとつだけのマーブル模様の15cm定規に生まれ変わると、驚きの表情を浮かべていた。

 

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