町田 社会
公開日:2026.03.19
ジョギング×ごみ拾い「一人じゃない」と感じられる時間を
町田emoプロジェクト
「無理に話さなくてもいい、走れなくてもいい。今のあなたのままで大丈夫です」。そう穏やかに語るのは、「町田emoプロジェクト」を立ち上げた宇野敬さん(50)です。忠生公園を拠点に、プロギング(ジョギング×ごみ拾い)や自然観察会などの活動を通して、人と人、人と自然をゆるやかにつなぐ取り組みを続けています。笑顔で話す宇野さんですが、その言葉の背景には、長年抱えてきた「生きづらさ」や、人生の節目で向き合った葛藤がありました。※こちらの内容は町田市シティプロモーションサイト「まちだで好きを続ける」に公開されたものの一部です(2月26日更新)
「ごみ発見!」「グッジョブ!」。小学生から高齢者まで幅広い年齢層の8人の参加者が、市道沿いの歩道を走りながらごみ拾いをしていきます。リーダーである宇野さんの声かけを合図に、参加者たちは声を出し合い、寒空の下でもテンポよく進んでいきました。片道およそ30分の距離を往復し、集まったのは紙くずやビニール袋、段ボールなど。回収量は、ごみ袋数袋分にもなりました。
「ごみ拾いって、実はすごく感情が動く行為なんです。つまり『emo(エモ)』ですね。誰かに声をかけてもらえるだけで、承認された気持ちになりますし、一緒にまちをきれいにできたという達成感もあります」
町田emoプロジェクトの活動の柱となっているのが、この「プロギング」です。プロギングは、スウェーデン発祥のフィットネスで、ジョギングやウォーキングをしながらごみ拾いを行う取り組み。宇野さんはプロジェクト立ち上げ初期、メンバーとの何気ない雑談の中で「ごみ拾いをしたい」という話題と、ランニングが趣味のメンバーの話からプロギングを知り、興味を持ったといいます。
「現在は月1回程度のペースで開催しています。走る人、歩く人、それぞれが無理のないペースで進みます。身体を動かす爽快感と、心が温かくなる感覚。その両方を味わえるのが、プロギングならではの魅力だと思っています」
宇野さんは、町田市内の障がい者福祉施設で25年間働いてきました。日々、利用者一人ひとりと向き合い、支援を続ける中で、多くのやりがいや喜びを感じてきたといいます。一方で、50歳という人生の節目を迎え、「この先、自分は何を大切にして生きていきたいのか」と、改めて自分自身に問いを投げかけるようになりました。
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