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保土ケ谷区 社会

公開日:2022.11.17

大門通りイタリアン
月に一度「こども食堂」
シェフが腕を振るう料理

  • 2回目の開催となった7日には「ナポリタン」が提供された

    2回目の開催となった7日には「ナポリタン」が提供された

  • 月に一度「こども食堂」 (写真2)

 大門通り沿いにあるイタリアンレストラン「フラグランテ フラゴラ」(兼田武和代表/岩間町1の11の2)が今秋から月に一度、「こども食堂」を開いている。開催日は毎月第1月曜日の午後5時から6時30分までで、シェフが手ける本格的な料理が安価で提供される。

 2度目の開催となった今月7日には「子どもたちが大好きだろう」とナポリタンとサラダが子どもは100円、大人は300円で振舞われた。

 子どもの頃、司馬遼太郎の作品を好んで読み、坂本龍馬に憧れを抱いた兼田さんは「どうしたら社会に貢献できるか」を自問してきたという。

 数年前、家庭の事情で食べることに困っている子どもたちが数多くいる実態を知り衝撃を受けた。同時に孤食や貧困問題と向き合い、地域の中で食を通じた居場所を作ろうと全国的に広がりを見せていた子ども食堂の存在を知った。

 「料理人である自分にできる社会貢献はこれだ」。保土ケ谷区社会福祉協議会などの協力を得ながら準備を進め、今秋から「こども食堂」を開設。現在は月に一度、10食限定での提供となっているが、「今後は用意数や実施回数を増やしていきたい」とし、「色々な人の支えがあってやっとスタートできた。長く続けていきたい」と話している。

運営団体が緩やかに繋がり

 区社会福祉協議会によると区内にはNPO法人や自治会町内会、地区社協などが運営する10以上の地域食堂がある。食事の提供だけでなく集まった人たちが会話をしながら食事を共にすることで、地域をつなぐ集いの場としての役割も担っている。

 区内でも子ども食堂発足の動きが見え始めた2016年、こうした地域活動に興味を持っている人たちが集まり勉強会が開かれた。これを機にそれぞれの団体が緩やかに繋がり、現在も食材の提供情報をSNSで行うなどしている。関係者はこのネットワークが区内での地域食堂の広がりを支えているという。地元企業らも食材を寄付するなどし協力。フードドライブで集まった食材なども、それぞれの団体で提供される料理の材料として活用されている。

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