体操に歌におしゃべり、高齢者が気軽に集い交流する―そんなサロンが、毎月第1金曜日、上末吉で開かれている。
地域ボランティアが中心となり運営されているのは「金曜えがお亭」。上末吉2丁目町内会館(上末吉2の11の5)を会場に、1回2時間の交流の場だ。毎回15人ほどの高齢者が訪れ、思い思いに楽しんでいる。
利用者と垣根なく
サロンは、駒岡地域ケアプラザの呼びかけにより2009年から始まった。翌年から、上末吉地区社会福祉協議会の助成を受けながら地域のボランティアが中心となって運営。活動開始から5年以上が経ち、昨年度は鶴見区社会福祉協議会から功労表彰を受けた。
ボランティアは主に区民で、現在10人が参加。ハーモニカや押し花など、それぞれが得意なことをもとに活動内容が企画される。利用者に教えるというより、共に楽しむことを心がけている。「利用者の方が手先が器用でこちらが教えてもらうこともある。ボラと利用者との垣根はない」とボランティアの一人・中村喜久栄さんは話す。
居心地を重視
また、利用者の居心地の良さにもこだわっている。気軽に足を運んでもらえるよう「肩肘はらない場所にすることが大事」と中村さんは語る。
そんな雰囲気もあってか利用者同士は打ち解け、サロンが終わった後もおしゃべりをしている人もいるという。「地域で寂しさを感じている高齢者は少なくない。存在を受け入れ認めてあげることで、これからも高齢者を元気づけたい」
65歳以上対象。次回6月5日。8月・1月休み。(問)駒岡地域ケアプラザ【電話】045・570・6601
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