鶴見に根付く沖縄文化の魅力を伝える映画『なんでかね〜鶴見』の撮影が10月22日から始まり、同日に制作発表会が行われた。2019年に制作された『だからよ〜鶴見』に続く第2弾で、今回もお笑いコンビ・ガレッジセールの川田広樹さんらが出演。今作はエイサーがテーマで、出演者らは「鶴見の沖縄のディープな魅力を伝えたい」と意気込んでいる。
鶴見の地域発信型映画として制作される同映画。12月末まで鶴見や沖縄で撮影が行われる。
前作は沖縄角力(すもう)を軸に描かれ、今作のテーマは「エイサー」。「沖縄以上に沖縄が感じられる街」鶴見を舞台に、住民や土地の素晴らしさを人情喜劇として描き、「鶴見のまちを再発見し、人々の魅力を世界に発信したい」としている。
主演は、沖縄県出身で映画初主演となるモデルの比嘉秀海さん=写真前列左から2番目。制作発表では「全力を尽くしたい。撮影を通じて鶴見のことも知っていきたい」と意気込みを語った。また、前作に続いての出演となるガレッジセールの川田さん=前列中央=は「前回の撮影は大変だったが楽しかった。今回も皆で一つになり、最高の笑顔を作っていきたい」と話した。
製作委員会によると、コンセプトは「故郷(沖縄)」「人情(チムグクル)」そして「未来へ」。監督を務める渡辺熱さん=前列左=は「鶴見の魅力や沖縄文化を伝えるだけでなく、地域映画として、鶴見の人や風景を記録として残したい」と語った。一番の見どころは、エイサーの本場・沖縄市の園田青年会と、地元鶴見区のエイサー団体で道じゅねーを主催する「鶴見エイサー潮風」によるエイサー対決「ガーエー」。40人以上が出演し、迫力の対決が見られるという。
映画は、来年4月の沖縄国際映画祭に出品。その後、鶴見でも上映会を開く予定となっている。
CF(クラウドファンディング)で制作費募る
制作委員会では、制作費用の一部を募るクラウドファンディングを12月7日まで実施している。詳細はサイトで確認を(【URL】https://motion-gallery.net/projects/nandekanetsurumi)。
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