鶴見区 ピックアップ(PR)
公開日:2023.01.01
企業経営者に聞く社会貢献への思い
地元から世界へ広がる”恩返し”
篠原グループ会長 篠原今朝男さん
地元鶴見区の末吉中学校横の花壇整備やモンゴルでの病院建設、故郷の群馬県の神社への鳥居や社務所の寄贈など、国内外で数々の慈善活動を続ける篠原グループ代表取締役会長の篠原今朝男さん。「皆に喜ばれることを少しでも続けていきたい」と語る篠原さんに、その原動力や未来を担う若者たちへの思いを聞いた――。
馬場に本社を構え、物流など8つの会社を経営する篠原さん。はた目には一代で財を築き上げた成功者に映るが、幼少期は家庭が貧しく、苦難の連続だった。
1950年に群馬県長野原町の与喜屋に生まれる。母親が自身の出産時に栄養失調が原因で失明。盲目の母と野菜を籠に詰めて街へ行商に行くと、白い目で見られたり悪口を言われるなど、「いろんな試練があった。悔しさや惨めさがあれど、『命があれば』と歯を食いしばった。この経験をバネにできたからこそ、今の自分がある」と当時を振り返る。また、母から「自分より困っている人を見たときには助けてあげなさい。若い人はいずれ成功した時に助けられた恩は一生忘れないからね」との言葉が今でも脳裏に焼き付いているという。
17歳で鶴見へ、そして起業
そして17歳で単身鶴見へ。親戚の電機会社で働いて仕事を覚え、「篠原電機工業」を起業した。「当時は休む暇なくがむしゃらに働いた」。その努力が実り、事業が軌道に乗る中、またしても転機が訪れた。兄や姉を亡くし、「命には限りがある。少しでも人に感謝しないといけない」と胸に刻んだ。それから慈善活動に力を入れるようになり、生まれ育った群馬県長野原町与喜屋の神社に鳥居や社務所の寄贈を行った。
国内だけでなく海外でも
これまで携わった慈善活動は国内だけでなく、広く海外にも。モンゴルでは病院建設に尽力。その功績が認められ、学術評議会モンゴル国立医科大学学長から名誉教授の称号が授与された。また、息子と同院にモニュメントも寄贈した。
そして国内では東日本大震災での福島県への多額の寄付をはじめ、関東東北豪雨災害や西日本豪雨災害への寄付金、そして地元神奈川では、児童相談所への寄付や、県立学校のグラウンド整備など教育環境整備に使われる「まなびや基金」への寄付を行い、黒岩祐治知事からたびたび感謝状の贈呈を受けている。
神奈川県への寄贈はこの12月にも行った。70歳を超え、会長職の引退も考えているという篠原さん。「年を重ねるごとに病気をしたり、身体の衰えを感じてきました。会社は後進に引き継ぎ、若い力で盛り上げていってもらいたいと思います。慈善活動については、できる範囲で続けていきたいと思います」
母親の言葉を胸に永年に渡る慈善活動や若者支援を続けてきた。若い経営者の育成・教育の場として毎月の勉強会開催もその目的が達成され「若者が未来に希望を持てる社会作りの見本になりたい」と篠原さん。苦労人の「恩返し」の意志は後継者へ引き継がれる。
株式会社アースクリーン
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横浜市鶴見区馬場2-23-13
TEL:045-572-2514
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