町田 人物風土記
公開日:2026.05.07
元プロ野球選手で玉川大学硬式野球部の監督を務める 松本 匡史さん 川崎市在住 71歳
楽しむ若者の姿に充実感
○…監督となって今シーズンで6年目。自主性を重んじ選手の声に耳を傾けることを大切にしてきた。プロの世界では見ることのなかった白球を楽しそうに追う姿を眺めることが一番の喜びとなり、「勝ち負けが絶対ではない世界。それぞれの目標をもち野球を楽しんでもらいたい」。部員は現在130人を超え、一人ひとり十分にフォローできていないことを申し訳なく思う毎日だ。
○…現役時代は青い手袋を着用した俊足巧打の外野手として「青い稲妻」の異名のもと活躍。大学時代に怪我をしプロを諦めていたなか、ミスタープロ野球と呼ばれた長嶋茂雄さんの強い押しで読売ジャイアンツに入団した経緯をもつ。塁に出ることだけを考えるうちに大学時代にさっぱりだった打撃が向上し塁に出て走りまわると未だ残る盗塁記録を残すことに。「忍耐の現役時代だった。生き残るため、常に変化してきました」
○…普段から聞き役にまわることが多い。自ら積極的に話しかけることは少なく、名将と言われた野村克也さんが監督を務めるチームにスタッフ入りした際は個別ミーティングで6時間を超えて聞くことに徹したことが気に入られ、予定より格が上のヘッドコーチに就任することに。「しゃべらない方がいいと思って。ただ成績が振るわなかったのは残念でした」
○…監督を務めるうえで悩みの種となってきたのが、勝利と試合により多くの選手を出場させることの両立。勝つことも大事、でもみんなに野球を楽しんでもらいたいとレギュラー以外が出場する練習試合も積極的に組み込んできた。歳を重ね試合数増は負担になってきたが、「若者が楽しく野球する姿を見るのが好きなので」。終わりを意識しつつ、そんな毎日に充実感を覚えている。
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