鶴見区 社会
公開日:2024.06.11
疫病退散願い、大蛇担ぐ
生麦で「蛇も蚊も祭り」
疫病退散を願い、江戸時代から続く伝統文化行事「蛇も蚊も祭り」が6月2日、生麦の本宮と原地区で行われた。
茅で作った全長約20mの大蛇を担ぎ、「蛇も蚊も出たけ 日よりの雨け」の掛け声をともに家々を練り歩く。
本宮では道念稲荷神社で神事が行われた後、多くの子どもたちも参加して3体の大蛇がまちを練り歩いた。最後は、生麦小学校に集合し、3体が迫力ある絡み合いを見せ、観客らから大きな歓声が沸いた。
原地区では、新明神社に早朝から地域住民が集い、茅を一から編んで、赤い角や目、耳を取り付けて雄雌2体の大蛇を作り上げた。その後の練り歩きでは、家の玄関先まで大蛇を招き入れ、喜ぶ住民らの姿が見られた。
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