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神奈川区 人物風土記

公開日:2018.11.29

中丸小PTA会長として子どもたちの交通安全対策に尽力する
村井 順さん
片倉在住 48歳

「交通提案」生きがいに

 ○…中丸小周辺の電柱5カ所にこのほど、交通安全を呼びかける注意看板を設置した。数々の交通提案を行ってきた経験から、そのリーダー役を担った。「地域の皆さんに喜んでもらえてよかった」と喜ぶのも束の間、「老朽化した歩道橋が使えなくなり、子どもたちは危険にさらされている」と力説。延べ4日間にわたり危険な横断歩道の交通量調査を行い、10数ページに及ぶ報告書をまとめ上げた。現在は関係機関に、対策案を提案中だ。

 ○…横浜市出身。3歳から結婚するまで神大寺に住んでいた。「近所の雑木林が遊び場で、ザリガニやホタルが生息するのどかな環境だった」と振り返る。交通提案は松本中2年生のときに「市長への手紙」を送ったのが始まり。横浜駅西口バスターミナルの屋根が架け替えられた感動は忘れられない。今でこそ当たり前となっている信号機に付いている「交差点名プレート」も、中3時の要望から実現したものだという。横浜翠嵐高時代は、みなとみらい21地区の開発に魅了された。「まちづくりに携わりたい」と建築の道を選んだ。学生でありながら神奈川区民協議会の委員として2期4年間、歩道のバリアフリーについても検討。大学院を卒業後、東京都の区役所に就職した。

 ○…全国的に役所のホームページが無かった時代に、建築課のデモサイトを作って上司を説得、公開したことで区長表彰を受けた。趣味は自転車。毎日約70Kmを走行して市営バスの停留所を巡り、時間帯ごとの所要時間を調査したこともある。PTA会長となって3年。「妻や息子からは1年でやめろと言われていたのですが」と苦笑いする。「情けは人の為ならず」が人生訓。「実態にそぐわない規約の改正もしたい」。まだまだアイデアは尽きないようだ。

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