子育て応援コラム6 「子どもに家事の手伝いを」
お子さんの片付けにお悩みの皆さんへ、ご提案です！
もしも、お子さんにも整理整頓のスキルを身につけてほしいとお考えであれば、お子さんに「家事のお手伝い」をお願いすることをおススメします。まぁはすでは、コロナ前まで子どもたちも、トイレや玄関、部屋の掃除も行なっていました。掃除の神様と呼ばれるイエローハットの創業者、鍵山秀三郎氏は、「掃除を通して社員教育ができる」といわれるほど、掃除には多くのメリットがあります。
お掃除に加えランチ作りも、献立決めから片づけまで、全部子どもたちが行います。これらの活動を通して、一番大きな成長はモラルの向上です。それに続き、仲間意識のめばえ、設備や備品、食材、他の生命を大切にする心が次々と育まれていきます。何よりも嬉しいのは、親への尊敬の念や感謝の気持ちも湧き起こってくることです。その気持ちをちゃんと"言葉"で伝えることを指導すると、ご家庭内でも「ありがとう」の数が増え、「ゆとり」が生まれていきます。
もちろん、すぐにできるようにはなりません。そこで先輩の出番です。彼らは辛抱強く、一生懸命に後輩たちに教えています。教えることを通して学びを深めることもできます。見学者や外部講師の方々から「まぁはすの子どもたちは元気で礼儀正しい」という声をいただくことも多いのですが、これは、子どもたちの心が磨かれていくからなのだと思います。お片づけは心の鏡とも言われます。ぜひ、今年の大掃除は家族みんなで取り組んでみてはいかがでしょうか。
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