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神奈川区 教育

公開日:2026.11.05

生徒有志が福祉事業所と連携 神奈川工業高校

  • 10月24・25日の同校文化祭でもブースを設けた

    10月24・25日の同校文化祭でもブースを設けた

  • 区民まつりではドリップコーヒーを販売

    区民まつりではドリップコーヒーを販売

 県立神奈川工業高校=平川町=の生徒有志が、県内の福祉事業所と連携し、工業技術を生かした商品開発で障害者の工賃向上に取り組んでいる。電気科の3年生を中心に50人近くが活動し、全国的なコンクールでも高く評価された。

ものづくり技術で工賃向上に寄与

 きっかけは2年前、生徒たちが福祉作業所を見学したことだった。工賃の現状を知り、「自分たちで社会課題を解決できないか」と活動を開始。鎌倉市内の作業所などと連携し、利用者のイラストを転写したポーチや、レーザー加工のキーホルダーなどを製作した。学校で学んだものづくりの技術を掛け合わせて製品の付加価値を高め、工賃向上につなげるモデルを構築している。

 今年はコーヒー好きの生徒がオリジナルブレンドを開発し、作業所が販売。10月の神奈川区民まつりや同校の文化祭でも、生徒自らが商品を仕入れて販売した。

 3年生の佐瀬彪太さんは「消費者に買ってもらえる商品を考える難しさが分かった」、菅原航晃さんは「ものづくりが社会課題の解決に役立つと実感できた」と語る。

 活動を支える村上雄哉教諭は「一方的な支援ではなく、技術と仕事を組み合わせ、一緒に新しい価値をつくる取り組み。卒業後も続く仕組みにしたい」と先を見据える。

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