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公開日:2026.08.27

官民で防ぐ「孤独・孤立」 県民センターで今年度初会合

  • 議論を交わす参加者ら

    議論を交わす参加者ら

 行政だけでは対応が難しい孤独・孤立対策に向け、官民の多様な主体が連携を図る「かながわ・つながりネットワーク」の今年度第1回会合が8月6日、かながわ県民センター(鶴屋町)で開かれた。構成員58団体の担当者らが集まり、深刻化する前の「緩やかなつながりづくり」に向けた課題や具体策を議論した。

 同ネットワークは2024年度に発足。制度の手が届きにくい孤独・孤立に対し多様な団体が顔を合わせ、課題解決のアイデアを生み出すことを目指している。

 当日は県職員から対策の方針やさまざまな支援事業の進捗、国の直近の動向などが説明された後、6班に分かれテーマに沿って意見を交わした。各班からは、ヤングケアラーや不登校家庭に対し「困っている、と言っていい文化の醸成が必要」との指摘が上がったり、趣味や関心事に基づく自由な自主運営カフェを空き家や公民館で展開させるアイデアなどが発表された。さらには不安を抱える人に対して、対面での交流とSNSなど匿名空間の両輪でのアプローチなどが提案された。

 ファシリテーターを務めた日本福祉大学の渋谷篤男教授は「専門職視点だけでなく住民目線での気づきが大切。対面と匿名の両面を活用する視点が新しい」と評価。「制度の充実だけではカバーしきれない問題にどう向き合うかが問われている」と語った。

 県は今後も「緩やかなつながりの場マップ(さぽナビかながわ)」などを通じ、地域での取り組みを後押しする考えだ。

神奈川県庁(県民センター研修会)

さぽなびかながわ

https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1305/saponavi-kanagawa/index.html

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