神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2016年2月19日 エリアトップへ

川崎市 水道料金 減額が終了 特例措置、3月末まで

社会

公開:2016年2月19日

  • LINE
  • hatena

 川崎市が2010年度から6年間継続してきた、水道料金軽減の特例措置が3月末で終了する。行財政改革の成果による減額の措置がなくなり、4月から1カ月あたり50円値上がりする。今回見込まれる年額約4億5千万円の収益増で、市は老朽化した管路の更新、耐震化などを引き続き進めていく予定だ。

負担減 6年間

 特例措置は、市の人件費削減など阿部孝夫前市長が進めてきた行財政改革を受けて実施。約13億円分の行革効果を市民に還元しようと、10年度から3年間にわたり、水道料金の値下げに充ててきた。

 引っ越し業務や緊急時の対応など問い合わせ窓口を一本化しようと、市上下水道局は13年1月に「上下水道お客さまセンター」を委託で開設。

 3月には、夜間を含め水漏れの現場対応などを担う外郭団体「水道サービス公社」を廃止するなど行革を進め、13年度以降も特例措置を続けてきた。同局は「条例により軽減措置は13年に終了予定だったが、成果の検証などを踏まえて3年間の延長に至った」とし、「今後は管路の更新など必要な施策に充てていく」としている。

浄水場 1カ所に

 水需要の減少を背景に、市は06年に発表した水道事業の再構築計画として、今年度末には生田浄水場(多摩区)を廃止。市全体の給水能力を抑えようと、長沢浄水場(同)に各機能を集約させる。特例措置の情報は市上下水道局のウェブサイトで公開しているほか、市政だより2月21日号などでも掲載予定だ。

宮前区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月22日

50年と未来を表現

川崎北高校

50年と未来を表現

記念ソングとロゴ作成

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

来館者、節目の5万人

コミュニケーション・プラザ川崎

来館者、節目の5万人

あすから「記念イベント」

3月8日

作品の世界を発信

声優兼バンドの5人

作品の世界を発信

川崎舞台アニメ4月から

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook