市立宮前平中学校水泳部の400mメドレーリレーチームが、新潟県長岡市で8月17日〜19日に行われた第56回全国中学校水泳競技大会で2位、銀メダルを獲得した。
リレーチームメンバーは1泳、岡本大翔さん(3年・背泳ぎ)2泳、小泉龍馬さん(2年・平泳ぎ)、3泳、福島明芽(2年・バタフライ)、4泳、鬼頭秀明さん(3年・自由形)。
同リレーチームは、県予選を県内トップ、全国でも3番目となる4分8秒台で突破。全国大会予選では4人それぞれがほぼベストタイムを出し4分6秒台。タイムを縮め2位で通過した。予選1位の日大豊山中(東京都)とは3秒差。決して僅差とはいえないタイム差だが、むしろチームの士気は上がった。予選の日の夜のミーティングで相手チームのタイムを分析。自分たちがすでにベストと言える泳ぎをした中、掲げたのが「限界突破」だった。それぞれがあと何秒縮められるか、イメージしながらレースプランを構築、決勝に臨んだ。
決勝は4人の決意が体を動かし、前夜のミーティング通りの泳ぎができた。記録は目標通り4分3秒台のベスト記録を更新。昨年の優勝タイム以上の記録となった。しかし、優勝チームの日大豊山中には届かなかった。
顧問の山本伸之教諭は「とても悔しいが、全員が予選2位に満足せず勝ちにこだわったからこそとれた銀メダル」と胸を張る。
部長であり4泳を担った鬼頭さんは「優勝を狙っていたので嬉しさも悔しさもあるものになった。チームミーティングで『限界突破』という先生の言葉で全員がベストを出すことができた。2年生の2人も素晴らしい泳ぎでつないでくれた。来年こそは優勝したい」と話した。
なお今回のメンバーは区内にあるサギヌマスイミングクラブ、田園スイミングスクールでも技術を磨いている。
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