エージェントNだ。今回は読者から、平瀬川上流(菅生4丁目付近)で7日にオイルが流れてしまったというニュースが入ってきた。毎年4月に稚鮎の放流が行われるなど、近隣住民によって環境保全活動が積極的に行われている川で起きたこの騒動。現状について、河川を管理している宮前区道路公園センターに話を聞いた。
油の出どころは現段階では不明で、調査中とのこと。流れ出た油の種類はいわゆる機械油で、流出した量の把握は難しく正確な数字は出ないという。しかし、50メートルから100メートル程度の距離で流れ出ていることが確認された。油を吸い上げるオイルマットを用いて、取り除く作業を行ったが、すべての油を吸い上げることは難しく、水質悪化の可能性があるとのこと。また、こういった汚染騒ぎは年に1・2回発生しており、その都度環境改善のための作業を行っているという。
平瀬川は地域住民によって、ゴミ拾い活動や植樹を行い、河川の環境整備を進めていた。今年の4月にもアユの放流を予定している中でのこの騒動。きれいな環境は日々の積み重ねから出来上がるもの。皆で守ってきた地域環境はこれからも皆で大切にしていかなければと感じる。
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