宮前区 社会
公開日:2026.04.10
RSウイルスから子を守る 妊婦のワクチン接種開始
生後間もない赤ちゃんが感染すると肺炎などの重症化を招く恐れがある「RSウイルス」。その被害を防ぐため、川崎市は妊婦を対象としたワクチンの定期接種を4月1日から始めた。
「RSウイルス」は、主に子どもに感染し、発熱やせきなど風邪のような症状が出る感染症。1歳までに50%以上、2歳までにはほぼ全ての乳幼児が一度は感染するとされている。初めて感染した乳幼児の約7割は数日で症状は軽くなるが、約3割が重症化することがあり、特に生後6カ月未満の乳児は注意が必要という。
定期接種の対象は、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦。接種は原則無料。接種によって母胎内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、赤ちゃんも抗体を持つことで、予防効果を得ることができる。
川崎市では、区役所地域みまもり支援センターの窓口で母子手帳を交付する際、あわせて予診票や案内を交付している。市内の対象者は年間で約1万人。
市健康福祉局の担当者は「妊婦健診で受診している主治医に相談をしながら体調に合わせて接種を検討してほしい」と呼びかけている。
詳細は市ウェブサイトで確認できるほか、市予防接種コールセンター(044・200・0142)で問い合わせを受け付けている。
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