橘中学校で7月3日、災害時に役立つ知識を学ぶ「防災体験学習」が1年生の授業で行われた。
当日行われたのは、簡易トイレの組み立て方、煙や起震車体験、ロープの結び方、ホースキットの使用方法、図上訓練。
高津消防署や橘中避難所運営委員に所属する地域住民23人の協力を得ながら、生徒は災害時の心得や役立つ知識を学んだ。
有事の際に、荷物の移動や命綱にも使える「ロープの結び方」を学ぶ訓練では、ロープの連結などに使用する「本結び」と命綱に使用する「巻き結び」を消防署員が指導。生徒たちは奮闘しながら結ぶと結びの強度を確かめていた。
また、災害時の危険な個所を地図上に書き込む図上訓練では、中学校周辺の地形や道路、住宅密集地を確認し、起こりうる被害を話し合った。
参加した佐藤小和さんは「地域を客観的に見たことがなく、第3京浜や公園、施設が沢山あり驚いた。災害を身近に感じてなかったけど、今日学んだことを他の人にも教え、備えたい」と話し、宮田一寿さんは「災害時、地域にどんな危険個所があるか知った。これを機にどうしたら助かるのか、家族と話したいと」と体験した感想を話した。
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