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高津区 ピックアップ(PR)

公開日:2026.06.19

高津区在住 「俳優」鈴木淳さん 対話から始まるSDGsの輪 次世代へ繋ぐ「敬意」のバトン

  • 対話から始まるSDGsの輪 (写真1)

  • 講演会やイベントMCなど、マルチな活躍を見せる

    講演会やイベントMCなど、マルチな活躍を見せる

  • 対話から始まるSDGsの輪 (写真3)

  • ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです

    ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです

 俳優として活躍しながら、多様性をテーマにした講演や市内で開かれるイベントのMCなどを通して、自身の経験を次世代や地域へ「伝える」活動にも力を注ぐ、高津区在住の鈴木淳さん。

 昨年、本紙で始まった連載コラム「俳優・JUN、かく語りき」は、日常の気づきを独自の視点で綴り、多くの読者の共感を呼んでいる。

 今回、17あるSDGsの目標から「ジェンダー平等を実現しよう」、「パートナーシップで目標を達成しよう」に向けた取り組みや、表現者として見出した心の在り方について話を聞いた。

アウトプットが変えた内面

――コラムを通じ、ご自身の内面や気づきについて発信されています

 昨年の掲載をきっかけに、自分の考えを言葉にする機会が増えました。

 連載を通じて改めて思うのは、金子みすゞさんの詩にある「みんなちがって、みんないい」という一節。一人ひとりが自分らしく輝き、それぞれの違いを認めて支え合うことが、持続可能な社会を作るために必要なことだと、改めて感じるようになりました。

――俳優としてだけでなく、講師としての活躍の機会も増えましたね

 ありがたいことに、表現者としてだけでなく、講師として皆さんの前でお話しする機会を多くいただくことできました。自分のことを発信する「アウトプット」の場が増えたことで、改めて自分自身を見つめ直す機会にもなっています。

 自分の考えや学んだことを形にすることで、「人としての、健やかな在り方」をどのように実現すればよいか、私の中でより明確になってきたと感じています。

互いを尊敬し、敬う

――表現の場として取り組まれている社交ダンスの場で、新しい発見があったそうですね

 50代後半から始めた社交ダンスですが、以前は「こう動かなければ…」と、頭の中のマニュアルをなぞることに必死でした。ですが最近、ふと肩の力を抜いて、ダンスの流れに身を任せてみたところ、スムーズな動きができるようになり、相手と「踊りを通した会話」をより楽しめたんです。

 こうした「アドリブ」が利くようになったのは、私を受け止めてくださる「先生」の存在があったからこそ。無理に自分を型にはめない心地よさを知ったことで、今の自分を大切に、人生を楽しむための方法を知ることができたのです。

――先生との関係性から、どのような学びを得たのでしょうか

 演劇の世界には「ダメ出し」という言葉がありますが、最近はより前向きな「note」という表現が使われます。

 先生のご指導はまさにnoteそのもの。決して否定の言葉を発さず、本人が自ら気付くための助言を、敬意をもって贈ってくださるんです。

 こうした互いを尊重し合う交流こそが、目標17の「パートナーシップ」の原点ではないでしょうか。相手を敬う関係性の中に身を置くことで、自分自身のさらなる伸び代を感じることができ、明日を見据えるためのヒントになると思います。

次世代へ繋ぐバトン

――郷土史研究家であるお父様の活動に同行したと伺いました

 私の父・鈴木穆は長きにわたり、高津の歴史を書き記してきました。先日、市から父にインタビューの依頼があり私も同行したのですが、「地域の記憶を後世に残したい」と語る姿に心が震えました。父が積み上げてきたのは、単なる過去の話ではなく、未来へ繋ぐための「生きている言葉」だったのだと。父のように事実を記し、次代へ継承する。それも、世代を超え「パートナーシップ」を結ぶための取り組みだと考えます。

――今後の活動にどう重なっていきますか

 父の情熱に触れ、私自身の役割もより明確になりました。かつて俳優として「〇〇らしくあれ」という役割に悩んだ時期もありましたが、その葛藤も、同じ悩みを持つ人に寄り添うための糧だったのだと思います。

 性別や役割という枠組みを超え、誰もが自分らしくなれる社会を広げていきたい。それが、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を達成するため、私がこれからも続けていく挑戦です。

――読者へのメッセージをお願いします

 大人になると新しい一歩を躊躇いがちです。一度きりの人生、型に縛られずポジティブに楽しんでほしい。市制100周年を越えた「100+2歳のまち」で、皆さまと共に己を磨き、歩み続けていければ幸いです。

鈴木淳さん

https://www.townnews.co.jp/0202/2023/03/10/668531.html

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