神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2023年3月10日 エリアトップへ

あゆみYELL 10代の居場所 始動 菅馬場 毎月第3土曜に

コミュニティ文化

公開:2023年3月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
菓子を準備した団体メンバー=4日
菓子を準備した団体メンバー=4日

 任意団体「あゆみYELL」(大庭美代子代表)は3月4日、10代が気軽に立ち寄れる居場所「つながるカフェ」を菅馬場で開始した。はぐるま共同作業所(みらぼ)のホールを借り、毎月第3土曜日に継続していく。家でも学校でもないサードプレイス(第3の居場所)が目標だ。

 初日の会場には、菓子を食べながら気軽に雑談できるテーブルやゲームで遊べる場所、大人への悩み相談や勉強を想定したスペースが並んだ。この日訪れたのは中学3年生の男子生徒1人だったが、「ふらっと立ち寄れる場があるのはうれしい。勉強で分からないところを聞けるのもありがたい」と話していた。

多職種が寄り添う

 「あゆみYELL」は、子どもたちがどんな環境に生まれても心身共に健康で幸せに生きていける社会を目指し、昨年6月に発足。多摩区を中心に保健師や助産師、教員、心理カウンセラーなど多様な職業の24人が集まっている。

 中野島在住で助産師の大庭代表は元々、妊娠や出産、子育ての悩みを気軽に話してもらう場「おしゃべりサロンあゆみ」を2016年から主宰。幼少期の貧困等の実体験をもとに、夢を持つ大切さを伝える講演会「助産師ガンバの夢の話」も19年から20回以上開催してきた。これら既存の2つの活動に加え、思春期で悩みを抱えやすい中高生を中心とした10代の居場所もつくりたいと、有志が集い実現に至った。

 「つながるカフェ」の企画運営に携わるのは約10人。団体発足以来、どのような場所にしたいか話し合いを重ねてきた。大庭代表は「さまざまな大人が迎える居場所。悩みがある子もない子も、気軽に遊びに立ち寄ってほしい」と思いを話す。会社員で運営に関わる栁澤真理さんは、「10代の子たちが『ほっと』できる場にしていきたい」と意気込む。

 開催日時は毎月第3土曜日の午後で、みらぼ(菅馬場1の19の24)の3階ホール。参加無料、次回は4月15日(土)。今後はインスタグラム等での広報に力を入れ、認知度を高めていく。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook