戻る

多摩区・麻生区 文化

公開日:2023.09.01

多摩高生
タイの大学生と初交流
オンラインで意見交換

  • オンラインで意見を交わす多摩高生(右)=同校提供

 県立多摩高校(野田麻由美校長)は8月9日、タイのコンケン大学教育学部の日本語教育課程の大学生26人とオンラインで交流を行った。

 グローバル人材の育成を目指し国際交流に力を入れる多摩高校。韓国や台湾の高校生と交流する機会はあったが、タイの大学生との交流は初めて。当日は多摩高校の有志7人と、相模原高校生5人も参加した。まずコンケン大学の紹介があり、続いて3〜4人のグループに分かれてグループディスカッションを実施。家族のことやタイ、日本のことなど、日本語で絆を深めていた。

やさしい日本語で

 多摩高校の伊藤麻理教諭は、日本語学習者に向けて、やさしい日本語を使うことでより伝わることを説明。「土足厳禁」を「靴を脱いでください」に言い換えるなど、具体例を用いて話していた。伊藤教諭は、「日本語を教えるという国際協力もできた。生徒の刺激にもなったと思う。海外から日本がどう見られているのか、より広い視点で理解することができるようになった」と振り返った。

 参加した樋口そらさん(16)は「タイの人と話すのは初めて。完璧な日本語ではなかったけれど、伝えようという気持ちがひしひしと伝わってきた。だから私も英語を恐れず、どんどん交流していきたい」と話した。

 藤川日和さん(15)は「話すと、共通点も見つかった。日本のマンガやアニメの話で盛り上がった。タイのタピオカの写真を見せてもらったり、とても楽しい時間を過ごせた」と笑顔を見せた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩区・麻生区 ローカルニュースの新着記事

多摩区・麻生区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS