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公開日:2026.07.23

三保ウイングス チーム力で躍進、全国へ ミズノ主催の野球大会で

  • 全国大会に臨む選手。三保町の専用グラウンドで(提供)

    全国大会に臨む選手。三保町の専用グラウンドで(提供)

 三保町を拠点に活動する学童野球チーム「三保ウイングス」が、8月8日(土)に兵庫県淡路市で開幕する「ミズノ ベースボール ドリームカップ」(ミズノ株式会社主催)の全国大会に出場する。初戦に向け、三保町にある専用グラウンドで練習に励んでいる。

 三保小学校の児童を主体とする同チーム。これまでも同大会の県大会に5回ほどエントリーしてきたが「なかなか勝てなかった」と監督の坂浪健太さんは話す。大会の理念として掲げられている『みんなで褒め合おう!みんなで笑顔で楽しもう!ミスを怒らず、みんなで助け合う』の通り、「常日ごろやっていることだが、まずはチーム全体で楽しむことを徹底して今年も大会に臨んだ」という。

勝利に向け全力で

 県内から約80チームが参加した県大会。3ブロックに分かれ、各ブロックの優勝チームが全国大会へ駒を進める。

 三保ウイングスは初戦、普段出場機会の少ない下学年の選手を積極的に起用した。3回までは0対6で大差を付けられていたが、4回以降に打線が爆発し、7対6で逆転勝利した。「みんなの力で逆転して勝てたことが良いスタートにつながった」と坂浪さん。その後も各地区の大会で好成績を収める県内の強豪チームと当たったが順調に勝ち進んだ。

 ブロック優勝が射程に入ると、楽しむだけでなく、チーム全体の勝ちに掛ける思いも増していった。キャプテンの岸畑真幸さん(三保小・6年)は「今年が最後の年だから勝ちたいという気持ちが強かった」と言い、決勝戦では「次勝てば全国ということが分かっていたので全力で戦った」。決勝戦は惜しくも1対3で負けてしまったが、優勝チームが全国大会への切符を手放したことで大会規定により三保ウイングスに出場権が回ってきた。初めての全国大会に期待を膨らませる岸畑さんは「楽しみ。全国でも勝ちたい」と意気込みを語った。

創設者の思い胸に

 1989年に創設された三保ウイングス。チームを立ち上げた丸山勇治さんが今年4月に逝去した。現在活動拠点にしている専用グラウンドの場所を地主から借り、山を切り開いて整備をするなどチームに多大な貢献を果たした人物だ。坂浪さんは「チームを支えてくれた人が亡くなった年に全国大会にいけるのはチームとしてうれしいこと。感謝と『頑張ってきます』という気持ちで全国大会に臨みたい」と気を引き締めた。

 全国大会の出場が決まり、想定外の遠征費が必要となった同チームは現在、Instagram「miho_wings」で寄付金を募っている。

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