多摩区・麻生区 教育
公開日:2023.12.08
三田小学校 6年生
「実際に物を動かす」に挑戦
専大生にプログラム学ぶ
市立三田小学校(上杉忠司校長)で11月16日、専修大学ネットワーク情報学部の学生によるプログラミングの出前授業が行われ、6年生児童約90人が自分たちでプログラムしたロボットを実際に動かして学習した。
必修科目であるプログラミング教育に取り組む同校では、大学と連携した授業を行うなど学習の幅を広げてきた。今回は専大生が、学生主体となって社会課題を解決する科目でプログラミングを学び、「小学生に学んでもらうことは未来の社会のためになる。知識や技術を児童に伝えたい」と同校へ声をかけた。
学生6人と、同大の石井健太郎准教授(42)が同校を訪れ、授業は6年生3クラスを2日間に分けて理科室で実施。16日の3、4時間目は1組が学習した。
今回、児童はセンサーの付いたロボットの自動運転車がスタートして障害物を回避しながらゴールにたどり着くよう「赤い線の上に来たら停止」「障害物の前に来たら右折」などといったプログラミングに挑戦。前半は学生により「プログラミングで物を動かす楽しさを知ろう」などの目標や授業内容が説明され、後半は実際に一つ一つの障害を乗り越えられるようロボットにプログラムを組んで、廊下に設営したコースを走行させた。
児童は失敗しては戻ってプログラムを修正。学生から「ロボットが同じ行動ばかりするから変数が間違っているのかも」などとアドバイスを受けながら少しずつゴールに近づいていった。成功するグループが出始めると今度は障害物との間隔や方向転換時の効果音など細かい設定にもチャレンジした。1組の荒井富楼那さんは授業を終え「みんなで話し合ってプログラミングして楽しかった。電気自動車などエコが進んでいる中で、こういう授業はためになる」と感想を述べ、上杉校長は「わくわくして取り組んでくれてよかった。興味を持ってくれた子には今後、プログラミングを学んでいくきっかけになった」と微笑んだ。
大学生の活動を石井准教授は「自分たちで計画してやり切るという望んでいた形ができた」と評価。学生のまとめ役を務めた同大4年の萩原直樹さん(22)は「児童が積極的に関わってくれてうれしかった。普段の生活の中でプログラミングで動いているものがあるということを知ってもらえたら」と話していた。
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