中野島出身のプロボクサー・伊佐春輔選手(25)=川崎新田ジム=は3月8日、後楽園ホールで日本ミニマム級王者の高田勇仁選手(25)=ライオンズジム=とのタイトルマッチに臨み、0対3の判定で敗れた。
過去1勝2敗と負け越している相手に雪辱を誓いリングに立った伊佐選手。序盤は相手との距離を取り、スピードを生かしたボクシングを展開する。後半に手数を増やして攻勢をかけたい伊佐選手だったが、距離を詰めてくる相手を攻めあぐね、逆にダウンを取られてしまう。最終10ラウンド、伊佐選手は最後の力を振り絞って連打を繰り出し終了間際にダウンを奪うも、軍配は王者にあがった。
「相手のパンチが強いことはわかっていた。それを意識しすぎて攻めが緩くなってしまった」と伊佐選手は反省を口にし、「すごい舞台で戦わせてもらったのに悔しい」と敗戦の弁を述べた。一方で初めて10ラウンドを戦い切ったことについては「最後まで動けたことは収穫」とし、「皆さんの応援が力になった。ありがとうございました。ベルトを取るため一から練習し、心技体を強くしたい」と今後に向けての決意を明かした。新田ジムの新田渉世会長は「残念な結果だったが、最後はがむしゃらに手を出しダウンを取った。気持ちの部分を含め、まだまだ上を狙える可能性を感じる試合だった」と話した。
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