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多摩区版 公開:2024年3月15日 エリアトップへ

 フリースペースの子ども ピンクシャツデー 「いじめ撲滅」を議論

教育

公開:2024年3月15日

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みんなでピンクの装い(写真を一部加工)
みんなでピンクの装い(写真を一部加工)

 2月の最終水曜日にピンクの物を着用して「いじめ反対」の意思を示す「ピンクシャツデー」。今年も2月28日、市庁舎がピンクにライトアップされるなど取り組みは広がった。学校に居場所を見いだせない子どもたちが通う高津区の「フリースペースえん」では、いじめのない社会について子どもたちが意見を交わした。

 「ピンクシャツデー」は、カナダの学校でのいじめを発端に世界に広がったいじめ撲滅キャンペーンの一つ。川崎市も市長がピンクのネクタイを着用するなど、毎年恒例のイベントだ。

 全国でも珍しい公設民営型の「フリースペースえん」は、川崎市子ども夢パーク内にあり、学校に通わない子どもたちの大切な居場所となっている。いじめ被害が原因で生きづらさを抱える子もいることから例年、「ピンクシャツデー」にピンク色の衣類や小物を着用し、いじめについて考える取り組みを続ける。

 一昨年は次男の真矢さんをいじめ自殺で亡くした経験から講演を続ける篠原宏明さん、昨年は篠原さんの次男の事件の調査にあたった元市教委職員をそれぞれ招き、いじめ問題を考えた。

 今年は「いじめがなくなるには」をテーマにざっくばらんに意見を交換。いじめ被害にあった子どもからは「いじめっ子を何とかしなくては意味がない」「いじめっ子が暴言をはき暴力をふるう背景を探り、行為を止めなくては」などの意見が出た。別の子どもからは「成績順でクラス分けをすると、上の子が下の子をバカにする」「大人たちのストレスが子どもに影響する。まず大人が幸せでなくては」などの意見が出たという。

 「えん」を運営する認定NPO法人「フリースペースたまりば」の西野博之理事長は「これからも子どもたちと対話を重ね、いじめが起きにくい社会に近づけていきたい」と話している。

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