神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「1票の格差」県内で1.5倍に 次期衆院選 本紙が試算

政治

公開:2024年9月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算
神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算

 衆議院議員総選挙が現時点で実施された場合、神奈川県内の「1票の格差」は最大1・5倍となることがわかった。タウンニュース社が県選挙管理委員会の9月2日時点の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数を基に試算した。

 解散・総選挙の時期に注目が集まるが、次の衆院選は全国的な「1票の格差」を是正する「10増10減」の新たな区割りとなり、神奈川県は2増の20区で実施される。

 「1票の格差」は、選挙区によって有権者の数が違うため、議員1人を選ぶ票の価値に差が生じる問題のこと。

 県内で最も登録者数が多いのは15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町)の45万3601人=左上表黄色。最も少ないのは7区(横浜市港北区)の29万9595人=同青色=で、「1票の格差」は最大で1・51倍となる。言い換えると県内では7区の1票が最も重いといえる。多摩区と麻生区を区域とする9区は33万5635人で、1票の格差は1・351倍だった。

前回より格差拡大

 前回2021年の選挙で「1票の格差」を有権者数で試算したところ、旧15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)と旧4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)間で1・42倍だった。試算上、新区割りで県内格差は広がることになる。

【選挙人名簿登録者と有権者】「選挙人名簿登録者数」は、選挙人名簿に登録されているすべての人の数。この記事では国外に在住する「在外登録者数」も含めて試算した。「有権者数」は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日にその選挙で実際に投票ができる人を抽出し、失権者、基準日以降の死亡者など投票できない人を除いた数。

7月27日までサマーセール開催中!

店内「G-SHOCK.BABY-G」「宝飾品」20%オフ! 

044-833-1573

<PR>

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

「最古の甘柿」後世へ

禅寺丸柿保存会

「最古の甘柿」後世へ

発足30周年 思い新たに

7月11日

補助券から受診券へ

川崎市妊婦健診

補助券から受診券へ

助成額も大幅拡充

7月11日

日米友好の音、響かせ

多摩区の和太鼓集団

日米友好の音、響かせ

グレン・ミラーが縁紡ぐ

7月4日

地域課題解決 実践へ一歩

柿生地区社協

地域課題解決 実践へ一歩

活性化へ「できることから」

6月27日

まちへの思い誌面で紡ぐ

麻生区岡上西町会

まちへの思い誌面で紡ぐ

60周年記念誌を発行

6月27日

地域で支えて50回

多摩区有志食料無償配布

地域で支えて50回

学生から対象広げ

6月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook