意見広告・議会報告
県政報告 51 県立麻生総合高校入学式 神奈川県議会議員 小林たけし
麻生区片平の県立麻生総合高校入学式に参列しました。「緑きらめく 都筑の丘に」で始まる校歌の如く、正門横で満開に咲き誇る桜と同校が立地する丘の上から眼下に広がる畑と片平の街並みが104名の新入生を歓迎しているようでした。
千葉美希子校長からは「本校の最後の3年間は、皆さんと共にあります」との言葉があり、麻生総合を選んでくれたことに対し新入生にお礼の一言がありました。再編統合により今年が最後の入学式となりますが、そのことを良い意味で捉えて他の高校では得難い経験として前向きに捉えるよう、学校側から新入生への配慮を感じました。
私自身が何よりも感銘を受けたのは校長自らが自身の過去を振り返り、格好つけることなく率直に「弱み」をさらけ出し、自らの言葉で新入生に語りかけたことです。不登校の経験や、高校に入ってから後ろ向きだった等身大の自分を受け入れてくれた友人たちへの感謝を示し、「学校嫌いだった私が今ここにいます」として自身の経験を新入生に伝えたのです。麻生総合のゴールは残り3年間となりましたが、新入生には2004年開校からの集大成として充実した高校生活を送ってもらいたいと思います。
ちなみに、夏場に片平小学校で開催される夏祭りの打ち上げ花火は、同校校庭が活用されています。片平に住む区民たちと、20年以上かけて培われてきた地域との絆を認識しました。
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5月16日
5月9日