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富士通レッドウェーブ ファンに感謝捧げる リーグ、皇后杯優勝を報告

スポーツ

公開:2025年4月25日

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(左から)福田市長、町田瑠唯選手、宮澤選手、テーブスHC
(左から)福田市長、町田瑠唯選手、宮澤選手、テーブスHC

 女子プロバスケットボールWリーグを2年連続で制した富士通レッドウェーブは4月18日、ラゾーナ川崎プラザルーファ広場(幸区)で優勝報告会を開いた。BTテーブスヘッドコーチや選手らが参加し、会場に訪れたファンと喜びを分かち合った。

 2024―25シーズンから2部制となったWリーグ。レッドウェーブは、8チームで競われる1部プレミアリーグに所属し、レギュラーシーズンを1位で終え、プレーオフセミファイナルに進出。シーズン4位のENEOSサンフラワーズを下し、ファイナルでは同2位のデンソーアイリスと対戦。1勝2敗と後がない状況から4戦目、5戦目を勝利し、2年連続3回目の優勝を決めた。昨年12月には皇后杯も制しており、2冠を達成した。

 優勝報告会で福田紀彦川崎市長は「昨年、次は連覇をとお願いしたが実行するのは難しい。しっかり勝ち切ったことを誇りに思う」と選手を称えた。川崎市が市制101年を迎えたことに触れ、「新しい川崎をつくる年。新たなスタートに花を添えてくれた。次はさらなる高みを目指して、3連覇をみんなで後押しして勝ちにいきましょう」とエールを送った。

 チームの平松浩樹顧問は、リーグ戦、プレーオフの激闘を振り返り、「タフな試合が続く中で頑張れたのも皆さんの応援の力。来年もまたここに戻ってきたい。地元川崎に愛され、誇りに思ってもらえるよう努力し続けるチームでありたい」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

 今回の連覇、2冠を祝し、川崎市からスポーツ特別賞が贈られた。テーブスヘッドコーチは「大変光栄。チームの目標だった皇后杯優勝、リーグ連覇を達成し、特別なシーズンだった。多くの困難な時期もあったが選手たちが粘り強く戦い抜いた。引き続き応援を」と呼び掛けた。

 キャプテンの宮澤夕貴選手は優勝が決まった瞬間を振り返り、「シーズン中、苦しいときもあったが、スタッフも含めたこのチームで優勝できてうれしかった」と声を弾ませた。地域やファンへ「今までやってきてこういう結果を出せたのは、支えてくださるファンの方々や川崎市民のおかげ。恩返ししていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 会場を訪れた埼玉在住のファンは「選手がケガをしてもみんなでステップアップして頑張っていた。2連覇、2冠はうれしい」と喜んだ。

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