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公開日:2026.07.03
市政報告 子どもの体力向上は、学校だけの問題ではない 〜幼児期の遊びが、生涯の体力と運動習慣の土台をつくる〜川崎市議会議員(多摩区) かがみ まさひこ
川崎市では、「子どもの体力向上」や「スポーツが好きな子どもを増やすこと」を目標に掲げています。しかし、全国体力・運動能力調査の結果を見ると、本市の子どもたちの体力は依然として課題を抱えています。私は、この課題を学校教育だけで解決しようとする現在の取組には限界があると考えています。運動能力や運動習慣の土台は、小学校に入ってからではなく、幼児期の日常の遊びの中で育まれるからです。専門家からも、「体力向上は小学生からでは遅く、幼児期の遊びの中で育むことが重要」と指摘されています。現在も各局がそれぞれ取り組んでいますが、幼児期から児童期までを一体として捉えた「切れ目のない体力向上施策」にはなっていません。私は、その背景に行政の縦割りと、幼保から小中学校へと続く施策の切れ目があると考えています。
こうした問題意識のもと、先日の川崎市議会で私は、「子どもの体力低下における根本原因の打破と、幼児期からの局横断的な体力向上施策」について提案しました。市からは、来年度改訂予定の川崎市スポーツ推進計画の中で、幼児期における取組の位置付けや施策の在り方について、関係局と連携しながら検討していくとの答弁がありました。私は、計画への位置付けにとどまらず、「どの時期に」「どのような遊びが」「どのような力につながるのか」を市民に分かりやすく伝え、家庭や地域での実践につながる実効性のある取組を要望しました。
小中学校における新体力テスト結果等の還元方法についても問題提起しました。現在の結果シートには総合評価(A〜E)や順位が記載されていますが、子どもによっては「自分は運動が苦手だ」と受け止め、自信喪失につながる可能性があります。一人ひとりの個性や強みを伸ばすことが求められる中、体力テストのデータを活用し、GIGA端末上で「どのような遊びや運動を取り入れると良いのか」「どのような動きが強みにつながるのか」といった前向きなフィードバックを行う仕組みもあります。私は教育委員会に対し、子どもたちの自己肯定感や運動意欲の向上という観点から、結果還元の在り方を見直すよう提案しました。私は今後も、幼児期の遊びや運動環境に着目し、切れ目なく取り組める仕組みづくりを提案してまいります。子どもの体力向上は、家庭、地域、行政が一体となって取り組むべき川崎市全体の課題です!
各務雅彦
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川崎市多摩区南生田5-14-11
TEL:044-948-7840
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